TOEIC 指導をすることもありますので、どんなテキストを使ってきたかを
記録していこうと思います。

今回ご紹介するこの「社会人英語部の衝撃」は、前回に書いたとある
社内英語講習を担当するにあたって、参考にと手にとりました。

スタートは10人以下の身内的な少人数から始まります。それから
リーダーである作者を中心に様々なチャレンジ、試行錯誤を繰り返し、
大規模なTOEIC大好きハイレベル集団となっていく姿が描かれています。
TOEIC界の、テキストなど発行している著名人もどんどん登場してきます。

その一人、TEX加藤先生が作った単語本は・・これはまた別の機会に書きます
・・・が、昨年のベストセラーランキング上位に唯一の語学本としてランク
イン。どの書店のTOEICコーナーにも目立つ位置に置かれています。
これが良く出来ている。実際よく使われる語が中心というのがいいです。
私が満点とろう!と一時期ガチ勉強していた時は単語がネックで辞めて
しまいました。理由は単語がマニアックすぎる・・です。
でも↑ の本で始めていたら続けられたと思わせてくれます。

この社会人英語部。簡単にまとめますと、仲間を作って切磋琢磨していくうちに
楽しくなってきて人も集まってくる。そうすると人としても磨かれていく・・・。
でしょうか。
もちろんいろんな取り組みの仕方も紹介され、参考になりました。

私がへーなるほど!と思ったのは、「勉強を続けていくと、どんどん新しい
問題を解いていくか、同じ問題を何度も繰り返すか、のどちらかのやり方に
人は分かれていく」というところ。量か、質かということですね。
それまで昭和の千本ノック的に、とにかくいろんな問題をやりまくることが
最善と何の疑問もなくやってきた私。
自分がどちらのタイプか、実は良く分かっていないのですが文法と小説に
関しては、現在繰り返し中。リスニングは新しいものをとにかく聞いて
いく、の折衷案でやっています。